
Coincheck(コインチェック)は国内の暗号資産取引所で、ビットコインやイーサリアムといった暗号資産の取引ができます。
また、メジャーコインだけでなく「シバイヌ」や「アバランチ」といった『マイナーコイン
』も取り扱っており、計29種類の取引が可能です。
ビットコインが一時1,000万円を超えたこともあり、今後はますます暗号資産の動向に注目が集まりそうです。

ビットコインは聞いたことあるけど取引方法とか難しくないのか気になるよね!
そこで本記事では、Coincheckの特徴や登録方法などについてわかりやすく解説します。
Coincheckとは?
会社名 | コインチェック株式会社(非上場) |
---|---|
設立 | 2012年8月28日 |
資本金 | 3億8,500万円 |
コインチェック株式会社によって運営されているサービスで、会社自体も2012年に誕生したばかりで10年程度という比較的運営歴の浅い会社です。
主な事業としては「暗号資産取引所」の運営を行っており、暗号資産やブロックチェーンによって生まれる「新しい価値交換」を実現したいと謳っています。
そして、その次に現れる新しい技術で「変革」を誰もが感じられるサービスを創出し続けることを目標に掲げている今後楽しみな企業です。
Coincheckの特徴
Coincheckには以下の5つの特徴があります。
暗号資産の種類が29種類と非常に豊富
国内暗号資産取引所は、コインの取り扱っている種類が少ないという噂がありますが、Coincheckは29種類と豊富に取り揃えています。
ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) | イーサリアムクラシック(ETC) |
リスク(LSK) | リップル(XRP) | ネム(XEM) |
ライトコイン(LTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) | モナコイン(MONA) |
ステラルーメン(XLM) | クアンタム(QTUM) | ベーシックアテンショントークン(BAT) |
アイオーエスティー(IOST) | エンジンコイン(ENJ) | パレットトークン(PLT) |
サンド(SAND) | ポルカドット(DOT) | フィナンシェトークン(FNCT) |
チリーズ(CHZ) | チェーンリンク(LINK) | メイカー(MKR) |
ダイ(DAI) | ポリゴン(MATIC) | イミュータブル(IMX) |
エイプコイン(APE) | ラップドビットコイン(WBTC) | アバランチ(AVAX) |
シバイヌ(SHIB) | - | - |
Coincheckで取り扱っているコインは上記の通りで、メジャーコインだけでなくマイナーコインも取引できる点がCoincheckの強みといえるでしょう。
ビットコインの取引所手数料が無料
Coincheckでは、最も人気のビットコイン(BTC)の取引手数料が無料となっています。
基本的に暗号資産取引所は「取引手数料無料」と記載されているところが多いですが、実際は「スプレッド」が設定されているためコストはゼロではありません。
スプレッドとは、買値と売値の差のことで、差額が広いことで実質的な取引コストも大きくなります。
しかし、Coincheckではビットコイン(BTC)に限り手数料がまったくかからないので、取引にかかるコストを抑えたい方にはおすすめです。
なお、他のコインの手数料は以下のとおりです。
Maker 手数料 | Taker 手数料 | Itayose 手数料 |
---|---|---|
BTC: 0.000 % ETC: 0.050 % LSK: 0.000 % MONA: 0.000 % PLT: 0.050 % FNCT: 0.050 % DAI: 0.000 % WBTC: 0.000 % |
BTC: 0.000 % ETC: 0.100 % LSK: 0.000 % MONA: 0.000 % PLT: 0.100 % FNCT: 0.100 % DAI: 0.000 % WBTC: 0.000 % |
BTC: 0.000 % ETC: 0.050 % LSK: 0.000 % MONA: 0.000 % PLT: 0.050 % FNCT: 0.050 % DAI: 0.000 % WBTC: 0.000 % |
※Itayose手数料は、2024年3月27日 14時(予定)のリリース後から適用されます。
貸暗号資産サービスで利息を得られる
Coincheckでは、保有している暗号資産をCoincheckに預けることで、利息を得ることができます。
貸暗号資産とは「レンディング」とも呼ばれ、Coincheckに預けた暗号資産は他の方に売ったりするために使用されます。
そのため、預けている期間は売却できないという不安点はありますが、利息を確実に得られるというメリットがあります。
仮想通貨の貸出期間 | 利回り |
---|---|
14日 | 1% |
30日 | 2% |
90日 | 3% |
180日 | 4% |
1年 | 5% |
もらえる利息は上記のとおりで、1年間預けた場合は、預けた金額分に上乗せされて戻ってきます。
自分で取引するのが苦手だけど長期で暗号資産を保有したいという方は、このサービスを利用することで安全に利益を得ることができるでしょう。
親会社はマネックスグループで安心感がある
投資初心者の方にとっては「暗号資産取引所」という聞き馴染みのない言葉に不安を感じる方も少なくないでしょう。
しかし、暗号資産取引所は、金融庁から認可を受けて「暗号資産交換業者」としてサービスを運営しているため危ない点は特にありません。
さらに、Coincheckは「マネックスグループ」の子会社であるため、より安心感が強いといえます。
マネックスグループは、東京証券取引所のプライム市場に上場しており、国内トップクラスの人気を誇る「マネックス証券」も運営している企業です。
他の暗号資産取引所の親会社などがわからず不安と感じる方も、マネックスグループがバックにいるCoincheckであれば安心して利用できるでしょう。
暗号資産取引以外のサービスが利用できる
Coincheckは、暗号資産取引所の運営以外にも以下のサービスを展開しています。
- Coincheckつみたて
- Coincheck IEO
- Coincheck NFT
- Coincheckでんき
- Coincheckガス
- Coincheckアンケート
- 貸暗号資産サービス
- ステーキングサービス(β版)
Coincheckは様々なサービスを展開しており、1日あたり数百円から始められる積立投資や、家庭用電気の供給を受けることもできます。
また、Coincheckアンケートでは、アンケートに答えるだけでビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、リップル(XRP)などがもらえます。
そして暗号資産業界では、株式配当などの「インカムゲイン」を得られないという欠点がありますが、Coincheckでは「ステーキングサービス」でインカムゲインが得られます。
インカムゲインを得る方法は、対象となる暗号資産を保有しているだけという非常に簡単な方法で利益を得られるので、利用したいサービスの1つといえるでしょう。

Coincheckってこんなに魅力がある取引所なんだね!

コスト面でも投資初心者が嬉しい条件が揃っているね!
Coincheckの登録方法(最短5分)
Coincheckの登録は以下の手順で行います。
アカウント登録
まずは以下の手順でアカウント登録を行います。
Coincheckの公式サイトにアクセスし「会員登録」を選択します。
「メールアドレス」と「パスワード」を入力し、「会員登録」を選択します。
登録したアドレスにメールが届くので、本文に記載されているURLを選択すればアカウント登録が完了となります。
基本情報の入力
アカウント登録が完了したら、基本情報の入力を行います。
基本情報を入力するために、Coincheckのアプリをインストールしてください。
インストール完了後、登録したアドレスとパスワードでログインし、以下の情報を入力します。
- 氏名
- 住所
- 連絡先
- 職業 等
これらの情報の入力が完了したら、基本情報の入力が完了となります。
本人確認書類の提出
最後に本人確認書類を提出します。
Coincheckのアプリでマイページにログインし、以下のいずれかの書類をアップロードします。
- 運転免許証
- パスポート
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 運転経歴証明書
- 住民基本台帳カード
- マイナンバーカード
これらの書類をアップロードすると、ご自身の顔写真を撮影すると完了です。
その後、Coincheck側で審査が行われ、問題なく通過すると取引可能となります。

手続きするにあたって難しいところはなさそうだね!
まとめ
ここまでCoincheckの特徴と登録方法について解説してきました。
Coincheckは、取引できるコインの種類が豊富で、メジャーコインだけでなくマイナーコインも取引できる点で人気です。
また、ビットコインが手数料無料な点や、貸暗号資産サービスを利用することで利息が得られるなどコスト面でお得なサービスも用意されています。

投資初心者にとって、始めやすい環境が揃っているね!
登録方法では、とくに難しい操作は必要なく、スムーズに手続きが進むと5分でアカウント登録が完了します。
もし、Coincheckが気になる方は本記事を参考に口座開設してみてください。