
楽天証券は、ネット通販の楽天市場などで有名な「楽天グループ」が運営する証券会社で、生活に身近ということもあり人気を集めています。
楽天証券はネット証券ではトップクラスの人気を誇り、楽天グループのサービスを絡めて投資することで、よりお得に投資することができます。

楽天を日頃使う人にはメリットが多いってことだね!
本記事では、楽天証券の特徴に加えて、口座開設方法を画像付きでわかりやすく解説します。
楽天証券とは
設立日 | 1999年 |
---|---|
口座開設数 | 1,000万口座 |
取扱銘柄商品 | 国内株式 外国株式 投資信託 債権 等 |
NISA対応商品 | 成長投資枠:1,135種類 つみたて投資枠:222種類 |
単元未満株(かぶミニ) | 可能 |
ポイント投資 | 可能(楽天ポイント) |
※口座開設数は2023年12月時点・NISA対応商品は2024年2月時点の集計値
楽天証券は1999年から運営されている比較的歴史の浅い証券会社ですが、楽天グループが運営していることもあり、生活に身近な存在として人気を集めています。
口座開設数は2023年12月現在で1,000万口座を突破し、投資未経験者や老若男女問わず非常に人気の証券会社です。

また、新NISAを始めた方でも1,000種類以上の商品が対応しているため「取引したい商品が取り扱っていない」というトラブルもありません。
単元未満株(かぶミニ)の取引にも対応しているため、投資を少額から始めたい方でも気軽に投資でき、数千円から始められるのも魅力のひとつです。
そして、買い物やサービスの利用で貯まった楽天ポイントを「1ポイント=1円」で投資することができる『ポイント投資』も人気の理由のひとつです。

口座開設数が右肩上がりで人気度が高いことがわかりますね!

初心者からも人気というのが心強いね!
楽天証券の5つの特徴
楽天証券の以下の5つの特徴についてさらに詳しく解説します。
これらの特徴についてそれぞれ解説します。
ゼロコースは売買手数料が無料
一般的に株式や投資信託を売買すると手数料がかかり、頻繁に売買する場合は特に手数料の負担が大きくなります。
しかし、楽天証券には4種類の手数料コースが用意されており、その中の「ゼロコース」を選択すると、国内株式の売買手数料が無料となります。
手数料無料は「国内株式」が対象で、1回の取引で約100円の手数料が無料となります。
また、「単元未満株(かぶミニ)」の取引も手数料無料となるため、より手軽に投資できる環境が用意されている点は投資初心者にとって嬉しいポイントでしょう。

手数料無料は「ゼロコース」だけということに注意が必要だね!
なお、ゼロコースの選択方法は、楽天証券のマイページの設定画面で「手数料コースの確認・変更」から変更可能です。
取引可能銘柄が非常に多い
楽天証券は取引可能銘柄が多いことでも有名で、株式は国内を始め、アメリカ・中国・アセアンなどの外国株式も取り扱っています。
また、債券投資や、iDeCoやCFD銘柄など投資対象が非常に豊富であるため、様々な商品に分散投資することができます。
投資の原則は「株式だけ」といった集中投資ではなく、「株式と債権」などリスクを分散することが望ましいです。
楽天証券は分散投資には最適の証券会社で、FXやバイナリーオプションといった投資方法も用意されているので気になる方は挑戦してみてください。

楽天証券は投資方法が豊富だから慎重に選ぶ必要がありそうだね!
楽天カードで積立投資ができる
誰もが一度は耳にしたことがある「楽天カード」は年会費無料で、使えば使うほどポイントが貯まるお得なクレジットカードです。
その楽天カードを使って積立投資をすることで、さらにお得に投資ができます。
積立投資は、毎月一定額で投資信託を購入することで、最低100円から始めることができます。
楽天カード決済で積立投資するには、事前に購入設定が必要となりますが、一度設定してしまえば以後自動で購入してくれる便利な投資方法です。
楽天カードで積立投資をすると「最大1%」のポイントが還元されるため、例えば毎月5万円を積み立てた場合は500ポイントが毎月付与されます。
ポイント還元率は他社と比べてもトップクラスのため、積立投資をする場合は楽天カード決済がおすすめです。

少額で始められて、なおかつポイント還元率も高いのはお得だね!
NISA対応商品を豊富に取り扱っている
NISA対応商品の取扱数は証券会社によって違いますが、楽天証券は業界トップクラスのNISA取扱数を誇っています。
NISA対応商品とは、NISA口座で取引できる商品のことで、他の証券会社ではNISA口座で取引できない銘柄や商品が多い場合があります。
しかし、楽天証券では「投資信託が1,300本超」「外国株式4,700銘柄超」などNISA口座でも不自由なく取引できます。
NISAで投資した銘柄で発生した「配当金」や「分配金」といった利益についても非課税となるため、NISAで投資する際は長期投資がおすすめです。

新NISAのためで色んな銘柄や商品に投資したい場合は楽天証券がおすすめだね!
楽天経済圏でお得に投資できる
楽天証券は、楽天カードや楽天銀行など様々なサービスを絡めて利用することで、よりお得に投資することができます。
楽天カードと楽天証券のお得な利用方法は、すでに解説した通りで「積立投資」を楽天カード決済することでポイントを貯めることができます。
また、楽天銀行と楽天証券を連携(マネーブリッジ)することで預金に対して優遇金利(0.001%→0.1%)を受けられ、スムーズな入出金も可能です
さらに、楽天証券での取引量に応じて楽天ポイントが付与されるといった特典や、貯まった楽天ポイントを使ってポイント投資ができるなど、様々な点でメリットがあります。
他にも「楽天モバイル」や「楽天トラベル」といった様々なサービスでポイントが貯めることができるので、お得に投資したい方は楽天経済圏に注目してみるのも手段のひとつでしょう。

楽天経済圏ってこんなに幅広いサービスがあるんだね!

貯まった楽天ポイントで資産運用できるのは嬉しいね!
ここまで楽天証券の特徴について解説してきましたが、つぎに楽天証券の口座開設方法について解説します。
楽天証券の口座開設方法
楽天証券の口座開設の流れは以下の手順で行います。
これらの手順について、それぞれ画像付きで解説します。
メールアドレス登録
楽天証券の公式サイトにアクセスし、「口座申込みはこちら」を選択します。
楽天会員の有無を選択します。
楽天会員でない場合は「メールアドレス」を入力し、届いたメールの本文に記載されているURLを選択するとアドレス登録完了です。
入力したアドレスにメールが届くので、本文に記載されている「認証コード」を入力し、「次へ」を選択します。
本人確認書類の提出
つぎに本人確認の提出を行います。
身分証明書は「運転免許証」か「マイナンバーカード」で手続きがおすすめですが、とくに『マイナンバーカード』で行うことをおすすめします。
理由としては口座開設完了後に「マイナンバー」を通知する必要がありますが、先にマイナンバーカードを提出しておくと、その手続きを省略できるためです。
手続きする方を選択し「次へ」をタップすると、身分証明書と本人の撮影が始まるので指示通りに行いましょう。
問題なく撮影が完了すれば身分証明書の提出が完了となります。
なお、運転免許証とマイナンバーカードの他に以下の書類でも手続きが可能です。
- 住民基本台帳カード(写真付き)
- 日本国パスポート
- 住民票の写し
- 各種年金手帳
- 印鑑証明書
個人情報入力・初期設定
本人確認書類を提出したあとは「氏名」「住所」「開設する口座種類」などを入力し、内容に誤りがない事を確認し「次へ」を選択します。
なお、開設する口座の選択は「特定口座」と「一般口座」がありますが、特別な理由がない場合は使い勝手の良い「特定口座」を開設しましょう。
特定口座は自動で税金が徴収されるため、確定申告に行く必要がないですが、一般口座は税金を確定申告で納税しに行かなければいけないため手間がかかるのでご注意ください。
NISA口座も開設したい場合は、この時点で同時に開設できるので、手続きしておくと良いでしょう。
口座開設完了通知の受け取り
本人確認や個人情報の入力が完了すると「ログインID」と「初期パスワード」メールで送られてきますので、そのログイン情報で楽天証券のマイページにログインしましょう。
ログインが完了したら、取引時に使用する「暗証番号」を設定し、「投資経験の有無」「勤務先」などの入力を行いましょう。
以上で口座開設手続きが完了です。

投資初心者でも簡単に口座開設ができそうだね!
まとめ
ここまで楽天証券の特徴や口座開設方法について解説してきました。
楽天証券は生活に身近な存在として人気のネット証券で、投資初心者の方でも利用しやすいことで人気です。
また、ゼロコースの選択で売買手数料が無料となる点や、貯まった楽天ポイントで投資できるのも嬉しいポイントでしょう。
楽天証券の口座開設は特に難しい操作は必要なく、指示通りに進めるだけで簡単に口座開設ができます。

新NISAでお得に投資できるのも魅力だね!
もし気になる方は、投資初心者の方でも使いやすい証券会社となっているため、本記事を参考に口座開設してみましょう。